マイメイトが活用するニュース情報とは~初心者ガイド~

こんにちは。編集部鮫男です。

本記事では、AIエージェントが活用するニュース情報に関して触れてみたいと思います。

トムソン・ロイター市場心理指数

マイメイトはニュースソースとしてトムソン・ロイター市場心理指数を活用しています。リフィニティブ社の前身はトムソン・ロイターのファイナンシャル・リスク部門であり、世界から最も信頼されている情報提供機関の1つであると考えています。そして彼らの「トムソン・ロイター市場心理指数(以下、TRMI情報)」の説明は以下のリンク先にあります。
THOMSON REUTERS MARKETPSYCH INDICES(トムソン・ロイター 市場心理指数)(外部サイト)

TRMI情報の情報源

TRMI情報は各種ニュースを集約し、指数化した情報サービスです。 指数化には必要な各種情報とは以下のようなものがあります。

  • 40,000:主なグローバル・ニュース・ソース
  • 7,000:ブログ、株式メッセージボード、ソーシャル・メディア・サイト
  •  1998年~現在:フィード提供期間、過去のアーカイブ保管期間
https://www.marketpsych.com/(外部サイト)

AI開発者の栢本氏曰く社長のリチャードさんは長身でとても親切だそうです。TRMI情報の適切な利用になっているかどうかのアドバイスをしてくれたそうです。メールの返信もめちゃ早いそうです。

「点数化」し「毎分ごと」に提供

ニュース情報はマーケットサイク社によって「点数化」され、その情報が「毎分ごと」に提供されます。 点数の方法と仕組みを簡単に説明するとこうです。

  • 「ポジティブな情報なのかネガティブな情報なのか」という情報の方向性
  • 「どのくらいの数の情報源から情報を得たのか」という情報の過熱度
  • より多くの情報源から情報を得た方が、点数は高くなる

残念ながら、TRMI情報の再配信は禁止されているため、情報提供できません。

興味のある方はこちら

当書は、TRMI情報サービスのマニュアル、とも呼べる一冊になっています。日本語訳版は、「市場心理とトレード」というタイトルのようです。

(本の画像はAmazonの該当書籍への外部リンクを利用しています)

TRMI情報をトレード手法に変換する

これまでの説明からもお分かりなるようにTRMI情報は情報に関する点数のみを提供します。そのため「〇〇であれば買い、△△であれば売り」といった情報を与えてくれるわけでありません。この情報を精査し、活用方針を固めた上でAIの学習に取り入れてトレーディング手法へと変換させることをマイメイトではしています。詳細に関しては企業秘密なのでお伝えすることはできません。 TRMIは情報ソースなので使い方次第です。

TRMI情報を知るには具体的にデータを見ながら、「なるほどねー」と理解に努めるのが良いと思いますが、あくまで1例でしかない点に留意する必要があります。

マイメイトのニュース情報

マイメイトのニュース情報は「TRMI情報」を独自に精査し改良した情報であり、以下の4種類があります。

マーケット状況

売られすぎ買われすぎなど現在の市況に関係した情報

マーケットアナリストの相場予測

アナリストによる相場見込みは買い売りどちらが優勢なのか等で構成

ネット上の感情的表現

ネット上の阿鼻叫喚含む感情的表現を収集

規制等の外的要因

ニュース頻度は少ないものの、金利や規制等の為替に影響を与える外的要因情報を集約

政策金利引き下げる前の各情報の動き

では、2019年9月19日午前3時、FRBが「政策金利を0.25%引き下げる」発表をした前後のUSDJPYの価格推移、及び「US、USD」に関する各種マイメイトニュース情報を確認してみましょう。

FRBの政策金利発表後、USDJPYの価格は一旦上昇し、その後下落をしています。

マーケット状況には予兆あり

発表前に、2回ほどネガティブな方向への強い動きが確認できます。特に何も無ければ通常は微小な動きとなることが多いのですが、3時のFRBの政策金利発表に向けて特徴的な動きをしていたようであり、マーケットイベントを捉える情報としてある程度役に立つのではないかと期待できます。この情報をどう活用するのか/しないのか、はAIエージェントの判断に委ねられています。

オレンジ色の縦線は、マイメイトのシグナル配信が行われた時間帯です。この前に予兆があればシグナル判断に取り入れることができます。

前後に動いたアナリスト相場予測

目視では何とも特徴を捉えづらいのですが、オレンジ色の縦線より左側(シグナル配信時点で把握できた情報の中)で一旦下方に動いたものの、その後は上方へと動いている様子が確認できます。よってマーケットアナリストの相場予測は、3時のFRB政策金利発表に向けて方向性が一方向に定まらず揺れ動いていたようです。

動きはあったようですが事前予兆というよりもシグナル配信前後を通して大きく上に動いています。

絶えず動くネット上の感情的表現

目視ではほとんどノイズのように見えてしまい何らかの解釈を見出すことが非常に難しいのですが、AIエージェントにとっては有益な情報のようで、「ネット上の感情的表現」を活用したAIエージェントの成績は決して悪くありません。マーケットイベントを特別に捉えるというよりは、「ネット上の感情的表現」は定常的に良く動いているため、マーケットイベントに関する感情は自然に取り込まれていると考えられそうです。非常に興味深いです。

AIエージェントは高度な分析能力を持っていますので、人間には見つけにくい情報の変化や解釈を発見することができるはずです。

規制等の外的要因に事前予兆あり

ニュース頻度は少ないものの、3時のFRB政策金利発表前後に2回ほど強い反応が確認できます。AIエージェントにとっては、オレンジ色の縦線より左側(シグナル配信時点で把握できた情報の中)にある最初の1回目の強い反応をどう捉え、活用するのか/しないのか、でトレード判断が分かれたのではないかと考えられます。

FRBの金利政策発表なのでやはり一番分かりやすい動きが見て取れました。

オルタナティブデータの活用

マイメイトでは、ニュース情報というテクニカル情報とは異なる情報をAIエージェントに提供している』という点です。このような情報は「オルタナティブ(代替)データ」と呼ばれており、トレーディングでの活用が進んでいます。AIエージェントは賢く、与えられた情報が有益であれば利用する、無益であれば無視する、という行動を取ることが出来ます。

どのニュース情報を利用すればいいか?

これまでのご説明のとおり各情報にはそれぞれ違う特徴がありました。では一体AIを作成する上ではどのニュース情報を活用すればいいのでしょうか?

答えは正直のところまだ分かりません。今後の分析を通じてどのようなニュース情報が有効か?効果の高いオルタナティブデータの組み合わせがAIの判断をより賢いものにするのかなどは今後マイメイトAIの分析が必要です。昨年の時点設定ニュース情報毎の成績を比較してみましたが、どの情報も良好で、成績に違いはほとんど見受けられませんでした。引き続き研究しアップデートしていきたいと思います。

最後に

TRMI情報はマイメイトにとって外部サービスであるため、今後も理解を深め適切な利用に努める必要があると考えています。提供される情報はプレーンな数値情報であるため活かすも殺すも私たち次第ということになります。

多すぎる情報が飛び交う昨今では情報に翻弄されないための分析が今後より重要になってきます。ニュース情報の更なる改善については今後も引き続き研究を重ねてまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

無料ではじめる「マイメイト」

マイメイトの登録はメールアドレスさえあればできます。
AIの作成にはインヴァスト証券の口座IDが必要です。

2020年秋には実取引化を予定しています!

今から自分だけの頼りになるAIを育てませんか?