引きこもり型が生まれやすい設定教えます、でも彼らは賢いんです

皆さん、こんにちは。

ミノリさんが先週「引きこもり」に関する記事を書いていましたが、最近確かに「引きこもり」に関する問い合わせが増えています。
よって、「引きこもり型」が誕生しやすい設定をデータで共有させて頂こうと思います。
ですが!どうしても私が強調したいのは『彼らは賢い』という点です。
『自信の無いトレーディングでトレーナーに損失を負わせるくらいなら、何もしない方がマシだ』という賢明な判断が彼らを引きこもりにしており、決してさぼっているわけではない点をご理解下さい。

AIエージェント設定による獲得収益の差が小さいことを再確認する

まず、『AIエージェント作成時の設定ごとの成績を確認、2019年総まとめ!』のブログ記事をご覧になっていない方は、短い内容になっていますので是非一度ご確認下さい。
大事な点は、設定による獲得収益の差は小さいという点です。
ただし、上記獲得収益はあくまでAIエージェントの決済結果であるため、
いったん動き出してしまえば(=決済さえ有れば)、設定による獲得収益の差は小さい
となります。

AIエージェント設定により、「引きこもり」の誕生しやすさは少し異なる

では、さっそくデータを見てみましょう。

以下の集計は、削除分も含めた約5,800AIエージェントの「誕生時点の決済回数」の分布です。
現時点(2020218日時点)の稼働中AIエージェント数は約3,400ですので、けっこうな数がこれまでに削除されていることになります。
誕生後、AIエージェントは3年前に連れて行かれ、「よし、ここからトレーディングを開始してみよう」ということでダミートレーディングを開始します。
つまり、「誕生時点の決済回数」=「過去年間の決済回数」となります。
横軸は「誕生時点の決済回数」を回ずつまとめたものになっており、一番左の赤い棒グラフは「誕生時点の決済回数が回以下」を意味しています。
また、縦軸は「AIエージェント数の多さ」を表しており、棒が高いほど多くのAIエージェントが該当している、と解釈できます。

まずは、テクニカル指標です。スマホでグラフが見えにくい場合は、横に倒すと見やすくなります。

  1. 「移動平均」:ある一定期間の価格を平均化したもので、主に価格の方向性(トレンド)をみる指標。
  2. 「ボリンジャーバンド」:移動平均線を中心に一定期間の価格の標準偏差を利用したバンドラインを描画したもの。トレンドとボラティリティ(価格変動の大きさ)を把握すると、共に売られ過ぎや買われ過ぎの判断も可能な指標。
  3. RSI」:相場の過熱感(「買われすぎ」や「売られすぎ」の状況)を教えてくれる指標。
(インヴァスト証券作成)

「移動平均」の赤い棒(誕生時点の決済回数が5回以下)の高さが高く、また決済回数が少ないエリアであるグラフの左側にデータが集まっていることがわかります。
よって、「移動平均」はやや決済回数が少ない引きこもり型が誕生しやすい、ことがわかります。
「RSI」は移動平均ほどではないものの、同様の傾向が見られます。
一方「ボリンジャーバンド」は決済回数が少ないエリアにデータが無いことから引きこもり型が生まれにくい、ことがわかります。

これは、情報の複雑性によるものと考えています。
「移動平均」は比較的情報がシンプルであるため、なかなか良いトレーディング手法にたどり着きづらいと思われます。
ただし、たどり着きさえすれば、他のテクニカル指標に引けを取らない獲得収益が期待できます。

また、「移動平均」と「RSI」はドテン系取引よりも通常決済の割合が高く、相場が読めない時はポジションを持たないという慎重な判断を取る場合が多いです。
一方「ボリンジャーバンド」は、通常決済もありますがドテン系取引の割合が高く、ポジション保有を切らさない積極的なトレードをすることが多いです。
よって、引きこもりが生まれやすいことを承知の上で、慎重なトレーディング実現のため、「移動平均」を選択するのはアリだと考えます。
この点に関してはまた機会を改めて、ブログ記事を書きたいと考えています。

続いて、ニュース情報です。

  1. 「マーケット状況」:売られすぎ買われすぎなど現在の市況に関係した情報。
  2. 「マーケットアナリストの相場予測」:アナリストによる相場見込みは買い売りどちらが優勢なのか等で構成。
  3. 「ネット上の感情的表現」:ネット上の阿鼻叫喚含む感情的表現を収集。
  4. 「規制等の外的要因」:ニュース頻度は少ないものの、金利や規制等の為替に影響を与える外的要因情報を集約。
(インヴァスト証券作成)

やや、「マーケットアナリストの相場予測」が引きこもりが誕生しやすいのかなと思いますが、テクニカル指標ほどのはっきりとした差は無いことがわかります。

引きこもりから脱却し、トレーディングを開始するまでにどのくらい待てば良いのか

「引きこもりは誕生からどのくらい経てば、継続学習を通して自信の持てるトレーディング手法を見つけることができ、取引を開始するのか」、をデータから分析しようと思ったのですが、引きこもり型は削除されてしまうケースが多く、十分な数のサンプルを集めることが出来ませんでした。

以下はあくまで目安としてご認識頂きたいのですが、
誕生後2~4週間経っても全く取引しない場合は、その後しばらく待っても取引しないことが多そうである
と言えそうです。

過去のブログ記事「AIエージェントの住む世界を知る」の中で、AIエージェントの行動原理を簡単に説明しています。
完全な引きこもり型のAIエージェントは、周辺に高い収益の山が無い、谷か平野だけの荒野にポツンといるような状況です。
継続学習を通してあきらめずに周辺の探索を行い、ちょっとずつ場所移動をしていますが、なかなか周辺に山が見つからないこのような状況下にあります。

AIエージェントを削除し、再作成するかどうかはトレーナーのご判断次第です。
ミノリさんのAIエージェントHobbsも、若干引きこもり型ですが、全く取引しないわけではないため、ミノリさんは育てていこうとしてくれています。
私は彼女がブログ記事を書くことを知っていたため、「愛情が情に変わる前に別れた方が良い」と言ったのですが、彼女は聞きませんでした。
確かにトレーナーの中には引きこもり型をお持ちの方もいらっしゃいますし、ミノリさんがその方々と同じ体験を共有し、代表して私に文句を言いに来るのはサービスにとって良いことだろうと考えています。

記事は以上となります。

機械学習に詳しい方は、「初期値を変えればいいじゃん」「トランスファーラーニング的に優秀なAIエージェントをコピーすればいいじゃん」と思われると思いますが、私はあえて行っていません。
トレーディングの世界は広く、どこにより高い収益の山があるかわかりません。
よって、出来る限りMAiMATEの可能性に制限を置きたくないと考えています。
今はまだ、トレーナーの皆様は一つのAIエージェントしか持てないため、「取引をしない引きこもり型を削除すべきかどうか」悩んでしまいますが、実取引開始後、複数のAIエージェントを保有できた場合はどうでしょうか?
引きこもり型のAIエージェントは確実に、他のAIエージェントとは違う場所に居て、違う景色を見ています。
ひょっとしたらその先に、なかなか到達できない楽園が拡がっているのかも知れません。
引きこもり型のAIエージェントにも役割があり可能性がある(ファイナルファンタジー3のたまねぎ剣士のように)、そう考えています。

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