
任せるトレードAI「マイメイト」のはじめ方
2019年7月24日
こんにちは。編集部の鮫男です。
本記事では強化学習型のAIを活用するFX自動売買「マイメイト」のはじめ方について紹介します。
任せるトレードAI「マイメイト」とは?

「マイメイト(MAiMATE)」は、AI(人工知能)を活用した新しいFXのサービスです。マイメイトの特徴について簡単に紹介します。
「マイメイト」の特徴
マイメイトの大きな特徴は、「AIに売買などを任せられる」という点です。AIが自動で「いつ買うか・いつ売るか」などを判断します。
こうした「取引を任せられるFXのサービス(FX自動売買)」は他にもありますが、マイメイトは「自動で学習し続ける」という点が今までのFX自動売買にはない特徴です。
「マイメイト」は学習し続けるFX自動売買
マイメイトは「継続学習」を行うため、ユーザーがマイメイトのサービスを始めた後でも、最適な取引方法を追求しようとします。
為替相場の状況は刻一刻と変化するため、事前に予想したとおりに動くとは限りません。生き残るFXトレーダーは、最新の相場状況に応じて、どう取引すべきかなどの判断をアップデートし続けています。
マイメイトは目の前の相場動向から「継続学習」を繰り返し、さらに良い取引方法を摸索します。
「マイメイト」のAIとは?
マイメイトの特徴はAIにあります。マイメイトに搭載されているAIとはどんなものなのか、見ていきましょう。
「マイメイト」のAIの中身

マイメイトのAIは、Googleのアルファ碁などで有名な「強化学習型のアルゴリズム」を採用しています。
アルファ碁は囲碁のルールすら分からない状況から学習を開始し、数千、数万といった仮想対局を超高速で繰り返すことにより、ついには人間のトップ棋士を打ち負かすほどにまで成長を遂げました。
マイメイトも強化学習型のアルゴリズムで、様々な情報をもとに学習し続けます。
※マイメイトのAIに関する詳細は別記事のマイメイトのAIと「エージェント」の仕組みを参照ください
取引を任せるのは「エージェント」たち

そんな高度なAIを使ったマイメイトで、取引を担当するのは「エージェント」たちです。
かわいい顔をした「エージェント」ですが、それぞれ独自の判断でトレーディングを行います。そして、直近の相場情報や取引結果をもとに、自動で「学習」を行います。
マイメイトではユーザー自身で「エージェント」を作ることも可能で、他のユーザーが作った「エージェント」に取引を任せることもできます。
個性あふれる「エージェント」

「エージェント」はそれぞれ個性を持ち合わせています。双子の兄弟姉妹が似ているけども、性格や好き嫌いが異なるように、1万個の「エージェント」がいれば、すべて違うものです。
唯一の答えが存在しないマーケットという怪物に立ち向かうために、「エージェント」がもつ様々な個性を大事にしています。
マイメイトは、皆の「エージェント」を持ち寄ってマーケットという敵に対峙するというコンセプトです。
「エージェント」は教育できる

ユーザー自身で作成した「エージェント」は、ユーザーが褒める・叱ることで、学習に影響を与えることができます。ユーザーのトレーディングに対する考えを学習の材料にできるようにしました。
例えば大きな利益を出した時の取引を褒め続けたとします。「エージェント」はそのトレードに関し、ユーザーからのプラス評価(ボーナス報酬)を受け取るため、次回も褒めてもらえるようにその理由を探り、学習します。
一方叱る場合は逆の反応をとります。「エージェント」がいくら良い成績を出しても叱り続けると、「エージェント」は「何をやっても評価されない……」と考え、結果的にトレードをしなくなる可能性があります。
子育てにちょっと似ていて「一貫性をもって褒める」、「叱りすぎない」ということが大事なのかもしれません。
子育てと同じように教育がどの程度効果が出ているのかを感じにくいと思いますが、「エージェント」の成長へ確実に影響を与えてます。
「マイメイト」のはじめ方

マイメイトをはじめるためには、どのようにすればいいのか、詳しい手順を紹介します。
インヴァスト証券で口座開設&マイメイトアカウント作成
マイメイトをはじめるためには、インヴァスト証券への口座開設が必要となります。インヴァスト証券への口座開設は下記ボタンより口座開設ページへ進んでください。最短即日で口座開設が完了します。
インヴァスト証券の口座開設が完了すれば、あとはマイメイトアカウントと連携させます。口座連携後はマイメイトの全ての機能を利用できます。
口座開設&マイメイトアカウント登録 | マイメイトアカウント登録のみ | |
〇 | ランキング閲覧 | 〇 |
〇 | マイ「エージェント」作成 | × |
〇 | マイ「エージェント」育成 | × |
〇 | 「エージェント」選択 | × |
〇 | 取引・入出金 | × |
「マイメイト」で取引をはじめる方法は2種類
マイメイトは「自分で作ったエージェントに取引を任せる」、もしくは「他のユーザーが作成したエージェントに取引を任せる」ことが可能です。
まずは他のユーザー作成の「エージェント」に取引をしてもらい、後から自分で「エージェント」を作成することも検討できます。
以下では、「他のユーザーが作成したエージェントに取引を任せる方法」と 「自分でエージェントを作る方法」についても紹介します。
他ユーザー作成の「エージェント」を稼働させる方法
ここでは、他のユーザーが作成した「エージェント」を稼働させ、マイメイトの運用をスタートする方法を紹介します。
取引を任せる「エージェント」を選ぶ

上の画像のように、マイメイトの管理画面にログインすると、「育成画面」「取引画面」「選択画面」といったオレンジ色のボタンがあるので、「選択画面」 をクリックします(もしくは画面右上「メニュー」の一覧から「ランキングから選ぶ」をクリック)。

「選択画面」では成績ランキングやおすすめエージェントチームから「エージェント」を選ぶことが可能です。
そして、取引を任せたい「エージェント」をクリックすると、取引設定の画面に移動します。そこでは、過去の「エージェント」の取引実績などが確認できるので、ここでのデータも運用前の参考になります(マイメイト「エージェント」の探し方・選び方の参考記事はこちら)。

「エージェント」の取引設定を行う

「エージェント」の詳細画面に表示されている「エージェントを稼働する」というボタンを押すと、上のような取引設定を行う画面が表示されます。
取引数量(1万通貨~)を設定し、画面下の「エージェントを稼働する」ボタンを押せば、運用はスタートします。
取引数量を多くすれば、狙える利益額も大きくなりますが、損失額も同等に増えます。取引数量は元手資金と相談して決めましょう。
円グラフで表示される「稼働後証拠金」では、「VERY GOOD(余裕のある状態です)」「AGGRESSIVE(攻めている状態)」「DANGER(ロスカット危険水域!)」などのコメントが表示されるので、ここも参考にしながら余裕を持たせた運用を心掛けるといいでしょう。
※取引口座に資金がない(不足している)場合は「エージェント」を稼働できません
バランスメーターで状況をチェック

稼働がスタートした「エージェント」は、マイメイト管理画面トップに取引状況が表示されます。トップ画面右上「取引画面」のボタンを押せば、詳細画面に移行。
「取引画面」内に表示される「バランスメーター」はチェックするようにしましょう。マイメイト口座の証拠金に対するポジションや注文の割合などの細かい状況を確認できます。
※スマートフォン表示の場合は「 取引画面 」のメニューバーにある「資金管理」をタップ
「バランスメーター」ではリスクレベルを5段階表示します。運用目安は「VERY GOOD」です(マイメイトのリスクに関してはこちらの記事も参考に)。
「エージェント」の稼働停止や設定変更方法
「取引画面」 のメニュー内「エージェント管理」より、「設定」欄にあるボタンをクリックすると、取引数量変更や稼働中のエージェントを停止させることができます。

「エージェント」の取引数量変更時の注意点

・取引数量の変更は保有ポジション決済後に反映されます
「エージェント」稼働停止時の注意点

・稼働停止の際には、「ポジションを決済」もしくは「ポジションを残す」のどちらかを選択します
・「ポジションを決済」は稼働停止と同時にポジションを成行決済しますが、取引時間外では「ポジションを決済」を選択しても、その「エージェント」が保有するポジションは自動で決済されません。あとで手動決済する必要があるので注意してください。「ポジションを残す」で稼働停止した場合も、その「エージェント」の保有ポジションは自動で決済されないため、あとで手動決済する必要があります
※2022年2月26日より前に稼働停止済でポジション保有中だった「エージェント」の場合は、決済シグナルが発せられた段階で自動決済されます
・稼働停止させた「エージェント」をあとで再稼働した場合、以前の稼働時のポジションを保有している間は、新たなポジションを保有しません
取引数量の変更や稼働停止など、「エージェント」の設定を変更したら、バランスメーターの確認も忘れずに行いましょう。
リスク分散にはポートフォリオ運用も

「エージェント」を複数稼働させる「ポートフォリオ運用」を行うことで、リスク分散を行った運用も目指せます。ポートフォリオ運用では、5つ程度の異なる通貨ペアを対象とした「エージェント」を組み合わせるといいでしょう(ポートフォリオ運用に関する参考記事はこちら)。
自分で「エージェント」を作る方法
自分で「エージェント」を作るまでの手順を紹介します。下記動画でも「エージェント」作成のステップを簡潔に紹介しています。
まずは新規登録

マイメイトに新規登録するにはメールアドレスさえあれば可能です。
「エージェント」を作る ~ インヴァスト証券Myページにログイン ~

「エージェントを作るボタン」をクリックするとインヴァスト証券のMyページへのログインを求められます。Myページへログインすることで「エージェント」を作成することができます。
MyページIDはインヴァスト証券の口座を作ると受け取ることができるので、口座をまだ保有していない人は下記より手続きをお願いします。
「エージェント」作成には膨大な処理負荷がかかるのでインヴァスト証券の口座をお持ちの方だけに限定させていただきます。
「エージェント」を作る_1 ~ 通貨ペアを選ぶ ~

作成画面ではまず「エージェント」が取引する通貨ペアを選択します。
実取引化に伴い、選択できる通貨ペアが従来の8種類から16通貨ペアに大幅増加しました 。
「エージェント」を作る_2 ~ テクニカル指標を選ぶ ~

テクニカル指標は「エージェント」に対して学習させる情報です。複数あるパラメーターの中から状況に応じて選択し、学習材料としてインプットします。
- ボリンジャーバンド: 移動平均線を中心に一定期間の価格の標準偏差を利用したバンドラインを描画したもの。トレンドとボラティリティ(価格変動の大きさ)を把握すると共に、売られすぎや買われすぎの判断も可能な指標。
- RSI:相場の過熱感(「買われすぎ」や「売られすぎ」の状況)を教えてくれる指標。
- エンベロープ: 移動平均線の上下に一定幅で乖離させた移動平均線が引かれたもの。移動平均線からの乖離率やトレンド発生場面で利用されます。
- MACD: 2つの移動平均線を使用して売り買いのタイミングを判断するオシレーター系の指標。
- 移動平均:ある一定期間の価格を平均化したもので、主に価格の方向性(トレンド)を見る指標。
- ストキャスティクス:レンジ相場での相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を判断するオシレーター系の指標。
6種類の中から1つ選択できます。
「エージェント」を作る_3 ~ ニュースを選ぶ ~

ニュースはテクニカル指標同様にエージェントに与える情報です。ここでの情報はRefinitive社(旧トムソンロイター社)のニュース集約情報を独自に改良し、「エージェント」の学習情報として使用しています。
- マーケット状況:売られすぎ買われすぎなど現在の市況に関係した情報。
- マーケットアナリストの相場予測:アナリストによる相場見込みは買い売りどちらが優勢なのか等で構成。
- ネット上の感情的表現:ネット上の阿鼻叫喚含む感情的表現を収集。
- 規制等の外的要因:ニュース頻度は少ないものの、金利や規制等の為替に影響を与える外的要因情報を集約。
SNS上の情報などを重視する場合はネット上の感情的表現などがいいですね。
「エージェント」を作る_4 ~ 教育方針を選ぶ ~

これは学習させる情報ではなく「エージェント」が同じ金額の利益又は損失を出した時の報酬バランスを決めるものです。「エージェント」はこの報酬を最大化しようと学習し続け、進化していきます。
例えば「リターン重視」の「エージェント」が利益を出した時のトレードは「バランス」と比べてより高い報酬が与えられます。一方で損失を出した時のトレードは「バランス」と比べて甘い評価となり減点も少ないため損失を恐れないトレードをします。
あなた好みの「エージェント」を育成するために決定しましょう。
損失を出すことを恐れずにリターンを追求する「エージェント」にしたい場合には「リターン重視」を選べばよいってことですね。
キャラクターが決定

キャラクターは質問の回答結果によって決定されています。ランダムではありません。
「エージェント」を作る_5 ~ 名前を付ける ~

「エージェント」に名前を付けて作成終了です。
誕生メールを待ちましょう

「エージェント」作成後は学習が終わるまで待ちましょう。終わったタイミングで登録したメールアドレスに誕生メールが届きます。大体7時間程度かかります。
生まれる時には疑似的なフォワードトレードを何度も繰り返して学習するので時間がかかります。
売買シグナルを受け取る

誕生後は1日1回、売買サインの報告メールが届きます。
育てるのを楽しむもよし。普段のトレードに活用するもよし。
スコアをチェック

マイメイトにログインして「エージェント」の成績を確認することができます。
Classは【S】【A】【B】【C】【D】の5段階あります。これはレーダーチャートの各値の合計値が高いほど上位のClassになります。
レーダーチャートの各値はマイメイト内に存在する「エージェント」たちとの相対評価となります。なおこのレーダーチャートは「エージェント」作成完了直後には作成されておらず、最初のシグナル配信後に作成されます。それまでお待ち下さい。
教育してみる

教育は先週の5日間の「エージェント」の売買に対して、「これはいいね!」「こういうのはダメ!」と伝えることができます。
日付を選択して「褒める」「叱る」を選ぶだけです(教育に関してはこちらの記事も参考)。評価確定日までは何回でも変更することができます。評価確定日に評価は送られ、次の5日間に対する教育を行うことができます。
マイメイトは「保有なし」を褒めても叱っても「エージェント」の継続学習に取り込まないようにしています(全く取引しなくなるケースがあるためです)。
変化を感じるのは難しいですが確実に「エージェント」はトレーナーの評価を取り込んでいます。
ランキングを見てみる

他の「エージェント」の成績も確認することができます。初期状態では1年間の損益順に並んでいますが、画面右上のプルダウンにて絞り込み検索もできます。
実取引で運用する「エージェント」はここから選択することができます。
「エージェント」の作り直し方
現在の「エージェント」は「マイメイトポイント」200ptと交換で新しく作り直すことができます。
「マイメイトポイント」は、デイリーログインや「エージェント」の教育などで貯まっていきます。
ポイント獲得方法の確認やポイント交換は取引画面「各種設定/ポイント」より行うことができます。
最後に
以上いかがでしたでしょうか?
今後資産運用に役立つ様々な機能を投入していく予定です。英知を結集し、マーケットという大きな敵を攻略するためにマイメイトを通じて投資を学び、叶えたい夢を実現していける、そんなサービスを目指しております。応援のほどよろしくお願いします。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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