
まずは慎重にはじめたい人向け マイメイト「リスク抑制型運用方法」
2022年3月14日
マイメイトをはじめるにあたり「最初から大きなリスクは取りたくない」という人もいるでしょう。本記事ではリスク抑制型の運用方法について紹介します。
目次
マイメイト リスク抑制型運用方法の注目ポイント
リスクを大きく取らずにマイメイトをはじめる方法はいくつかありますが、参考までに代表的な運用方法を紹介します。
リスクを抑えて運用するためには、まず2つのポイントに注目しましょう。
リスク抑制型の「エージェント」に注目
マイメイトは取引を任せる「エージェント」をどう選ぶかが、運用に大きく影響します。
「エージェント」を選ぶ際には、リスクを大きく取るようなトレードをしないものを選びましょう。その「エージェント」の探し方についてはのちほど紹介します。
リスクを取りすぎない取引数量の設定
「エージェント」がどれくらいの金額感でトレードするかは、取引数量の設定が関連します。
取引数量は大きくすればするほど、「エージェント」のトレード利益は多くなりますが、もしトレードに失敗すれば被る損失額も同額多くなるので、取引数量の設定は慎重に行うようにしましょう。こちらも設定に関しては後述します。
リスク抑制を意識した「エージェント」の選び方
リスク抑制を意識した「エージェント」の選び方について紹介します。
リスク抑制型「エージェント」の特徴に注目

(インヴァスト証券作成)
リスクを抑えた取引をしている「エージェント」なのかどうかはレーダーチャートから判断することも可能です(レーダーチャートは「エージェント」詳細画面に掲載)。
レーダーチャートは、その「エージェント」における「総損益」、「最大DD(ドローダウン)」、「勝率」、「平均利益」、「平均損失」、「取引回数」の6つの項目からなり、リスク抑制型の「エージェント」は「平均損失」と「最大DD」の得点が高いです。
例えば「エージェント」を選ぶときに、直近1か月で調子が良いもの、年間で多くの利益を上げているものなどから気になる「エージェント」をピックアップして、その後に「平均損失」や「最大DD」の得点が高いものを絞り込む、という方法も考えられるでしょう(「エージェント」の選び方の基本についてはこちらの記事も参照)。
「平均損失」と「最大DD」とは?
「平均損失」は「エージェント」の取引1回あたりの平均損失額で、評価点数が高いということは、「その『エージェント』は一度のトレード損失額をなるべく抑えている」ということを示します。
もう1つの「最大DD」とは、過去一定期間における累積損益の最大損失幅を表します。最大DDの評価点数が高いということは、「その『エージェント』は、他の『エージェント』に比べ年間で大きな損失を出していない」ということになります。
レーダーチャートの注意点
レーダーチャートの得点は他の「エージェント」と比べた際の相対評価です。
「平均損失」や「最大DD」の評価点数が高ければ損を被る可能性が少ない、ということではないのでその点は混同しないよう注意してください。
リスクを取りすぎない取引数量の設定
取引数量の設定もリスクに大きく影響します。設定は慎重に行いましょう。
取引数量の設定場所

取引数量は「エージェント」を選び、稼働を最終決定する前に決めます。ランキングなどから「エージェント」を探し、「エージェント」の取引結果や過去の損益グラフなどを確認したあとに、取引数量を設定します。
リスクを抑えるなら取引数量は少なめに
なるべくリスクを抑えて「エージェント」に取引してもらうなら、取引数量は少なめに設定しましょう。取引数量を大きくすればリターンも多くなりますが、リスクも同等に大きくなります。
FXの取引ははじめてで、どれくらいの利益や損失が発生するのかイメージが湧かない、という人は最低取引数量の1万通貨でも問題ないでしょう。
運用途中で取引数量は変えない
取引数量は「エージェント」を稼働させたあとでも変更することは可能ですが、注意が必要です。
例えば数回取引がうまくいったからといって、取引数量を倍にして、大きな利益を狙いにいくというのは、リスクを高める可能性があります。
運用資金の管理にも影響するので、まだ慣れていないうちは取引数量を途中で変更しない方が良いでしょう。
リスク抑制型の運用をスタートする前に確認する点
運用をはじめる前には以下2つの点もチェックするようにしましょう。
ポートフォリオ運用も検討
「エージェント」は異なる通貨ペアで複数体を稼働させると、リスク分散の効果を狙うこともでき、こうしたポートフォリオ運用をマイメイトではおすすめしています(参考:マイメイト「ポートフォリオ運用」のやり方)。
ポートフォリオ運用では1体の「エージェント」の取引が失敗しても、他の「エージェント」がそれをカバーする、ということにも期待できます。
複数体の「エージェント」を稼働させるときには運用資金とのバランスも大切なので、次の「運用資金には余裕を持たせる」ことも意識するようにしましょう。
運用資金には余裕を持たせる

(画像は取引画面より)
運用資金には余裕を持たせることを心掛けましょう。自分の元手が余裕のある状態かを判断するためには、「バランスメーター」が頼りになります。
「エージェント」の稼働を決定する画面では「バランスメーター」が表示されるので、「VERY GOOD」で収まるよう「エージェント」の稼働数や取引数量を調整します。
必要最低限ギリギリの元手で運用すると、ロスカット(強制決済)になる可能性が高まり、ロスカットになれば本来の「エージェント」の力を存分に発揮できないまま、運用が途中でストップするというケースもあります。
運用資金と「エージェント」稼働数・取引数量のバランスには十分注意しましょう(参考:マイメイト初期資金の考え方、初期資金を抑えるコツ)
最後に
マイメイトでリスク抑制型の運用を行うには、まず「エージェント」の選び方や取引数量の設定に注目し、運用スタート前にはポートフォリオ運用や運用資金についてチェックすることが大切です。
マイメイトを運用する上で向き合わなければならないリスクは様々あり、本記事で紹介した運用方法は基礎的なものです。通貨ペアの変動度合い(ボラティリティ)や「エージェント」の稼働期間などにも注目すると、運用の幅はさらに広がるでしょう(参考:マイメイト 初心者が意識したい4つのリスク、リスクと向き合うコツ)。
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